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文献詳細

雑誌文献

臨床外科30巻5号

1975年05月発行

実験

犬胎児を用いた子宮内手術—先天性小腸閉鎖症の実験的研究

著者: 古賀禧子1 池田恵一1 林田裕1

所属機関: 1九州大学医学部第2外科

ページ範囲:P.599 - P.603

文献概要

はじめに
 胎児実験は,胎児の生理,生化学的態度の研究に有用であり,また人の先天性奇形の実験モデルをつくるにも価値あるものと考えられる.近年では免疫学の分野からも注目されるようになつた.実験動物としては,ラット,家兎,犬,豚,羊,その他が現在までに使用されている.そのなかで妊娠犬は入手ならびに飼育が容易であり,妊娠期間は比較的長く,胎児の大きさも手術に適当である等の利点を有している.われわれは犬胎児を用い先天性小腸閉鎖症の実験を行なつたので,その手術手技につき述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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