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文献詳細

雑誌文献

臨床外科30巻6号

1975年06月発行

文献概要

臨床報告

術後回復期に発症した急性胆のう炎の2症例

著者: 大本武千代1 田中聡1 木村穂積1 目黒文朗1 中嶋健博1 戸田完治1 唐土善郎1 水取悦生1

所属機関: 1岡山大学医学部第2外科

ページ範囲:P.743 - P.747

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はじめに
 肝,胆道以外の臓器あるいは部位の手術後回復期に急性腹症の病像を呈し,開腹または剖検によつて急性胆のう炎と診断される症例があることが知られている.
 本症の発生はまれなものであるが,われわれが通常経験する急性胆のう炎と異り,高齢者に比較的多く発生し,壊死性変化や穿孔をきたしやすい点などが注目されている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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