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文献詳細

雑誌文献

臨床外科30巻7号

1975年07月発行

特集 手術と副損傷

直腸手術における副損傷—特に直腸癌について

著者: 西満正1 大山満2 長野稔一2 大塚直純2 金子洋一2

所属機関: 1鹿児島大学医学部第1外科 2鹿児島大学医学部手術部

ページ範囲:P.801 - P.805

文献概要

はじめに
 副損傷を防ぐために大切なことは①局所解剖に精通すること,②いろいろなvariationを知つていること,③自分の目で確かめながら手術を進めること,④手術操作部が直視下に(掌の中に指さすが如く)あるように皮膚切開,患者の体位,術者の位置,とくに目の高さ,鉤の長さ,形,かけ方,⑤明るいdry fieldをうること,などを工夫することである.
 これら手術の要点は直腸の手術にあたつても極めて大切なことである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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