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臨床報告
単発性小肝癌(直径2cm)破裂による腹腔内大出血の1例
著者: 神谷喜八郎1 白川洋一1 三条健昌1 新井正美1 河野保2 青木幹雄3
所属機関: 1都立墨東病院外科 2都立墨東病院内科 3都立墨東病院病理
ページ範囲:P.907 - P.911
文献購入ページに移動原発性肝癌は,アジア人,アフリカ人に多く見られ,欧米人では少ないと言われている.
剖検例における原発性肝癌の頻度は,日本で1.75%1),台湾で3.10%2),アフリカで1.9〜2.6%3),アメリカで0.20〜0.44%4,5),ドイツで0.22%であり,その悪性腫瘍に対する頻度は,日本で5.3%1),台湾で21.8%2),アフリカで301)〜50%3),アメリカで3.01%5),ドイツで1.53%1)といわれている.
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