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文献詳細

雑誌文献

臨床外科30巻9号

1975年09月発行

特集 縫合法—反省と再検討

皮膚縫合法—顔面

著者: 福田修1

所属機関: 1東京大学医学部形成外科

ページ範囲:P.1101 - P.1106

文献概要

はじめに
 顔面における皮膚縫合では,縫合時のcompli-cationをおこさないと同時に,後日,いかに目立たなくするかにも,重大な関心が払われるのは当然である.顔面の皮膚は血行が良く,多少緊張を加えて縫合しても,壊死になつたり,離開することは非常に少ないから,むしろきれいな瘢痕を得ることにわれわれの主な努力がある.ここでは,そういう見方で縫合法を紹介してみたい.ただし,ここに述べる考え方は,決して形成外科だけのものではなく,外科総論そのものであり,すべての外科的縫合にあてはまるものであろう.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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