文献詳細
文献概要
外科医のための生理学
大腸の生理
著者: 吉雄敏文1
所属機関: 1東邦大学医学部第1外科
ページ範囲:P.1145 - P.1147
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最近わが国でも,大腸疾患の頻度が増加しつつあり,当然外科医の手術対象となる機会が多くなつてきた.大腸の広範囲切除や直腸などの生理学的機構上重要と老えられる部位の手術後には,機能脱落症状が問題となつてくる.その意味で,外科医が大腸の生理に関する知識をある程度もつことは必要であり,筆者も不十分ながら勉強をしつつある.その中から外科医に必要と考えられる事項を簡単に紹介する.詳細に関しては,末尾に掲載する文献を参照して載きたい.
最近わが国でも,大腸疾患の頻度が増加しつつあり,当然外科医の手術対象となる機会が多くなつてきた.大腸の広範囲切除や直腸などの生理学的機構上重要と老えられる部位の手術後には,機能脱落症状が問題となつてくる.その意味で,外科医が大腸の生理に関する知識をある程度もつことは必要であり,筆者も不十分ながら勉強をしつつある.その中から外科医に必要と考えられる事項を簡単に紹介する.詳細に関しては,末尾に掲載する文献を参照して載きたい.
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