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文献概要
特集 術後の急性機能不全
術後意識障害—麻酔科の立場から
著者: 美濃部嶢1
所属機関: 1日本国有鉄道中央鉄道病院麻酔科
ページ範囲:P.1445 - P.1451
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術後の急性機能不全としての意識障害は,術中の麻酔管理,手術侵襲および患者自身の素因など種々の原因により発生する.
意識障害患者の管理でまず大切なことは,救急処置を迅速かつ適切に実施しながら,意識障害の程度,原因を診断し,早期に原因に対する治療を行なうことが必要である.ここでは脳神経外科領域以外の原因による主として手術後に起こりやすい意識障害について述べるが,その発生原因は極めて多岐にわたるので,個々の疾患については概略を記すにとどめ,詳細はそれぞれの成書を参考とされたい.
術後の急性機能不全としての意識障害は,術中の麻酔管理,手術侵襲および患者自身の素因など種々の原因により発生する.
意識障害患者の管理でまず大切なことは,救急処置を迅速かつ適切に実施しながら,意識障害の程度,原因を診断し,早期に原因に対する治療を行なうことが必要である.ここでは脳神経外科領域以外の原因による主として手術後に起こりやすい意識障害について述べるが,その発生原因は極めて多岐にわたるので,個々の疾患については概略を記すにとどめ,詳細はそれぞれの成書を参考とされたい.
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