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文献詳細

雑誌文献

臨床外科31巻2号

1976年02月発行

特集 手術と肝障害

肝機能障害時の手術適応の決定—外科の立場から

著者: 河野信博1 菅原克彦1 島津久明1 石川浩一1

所属機関: 1東京大学医学部第1外科

ページ範囲:P.150 - P.156

文献概要

はじめに
 肝機能は肝の複雑な機構を比較的単一なパラメーターで表現する関係にあるので,そのために肝障害に外科的侵襲を加える適期の決定に際しては,しばしば外科医を困却させることが多い.本稿では,外科手術と肝障害との関連について,肝障害に外科的病態が纒つている場合や,一般外科臨床ではもつとも普遍的な胃切除時の肝障害のもつ意義などから,手術適応の問題にふれてみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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