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臨床報告
下行結腸非特異性潰瘍(多発性線状)の1例
著者: 番場敏行1 市川健寛1
所属機関: 1国立札幌病院北海道がんセンター外科
ページ範囲:P.249 - P.253
文献購入ページに移動はじめに
近年,大腸疾患に対する診断技術の進歩とともに,臨床上,大腸における潰瘍性病変に対する関心が漸次高まつてきているが,潰瘍性大腸炎あるいはクローン病のいずれにも相当しない,いわゆる非特異性大腸潰瘍が注目を集めてきており,本邦においても,その報告例が漸次増加してきた.
最近,著者などは下行結腸下部に発生した,多発性線状非特異性結腸潰瘍の1例を経験したので若干の文献的考察を加えて報告する.
近年,大腸疾患に対する診断技術の進歩とともに,臨床上,大腸における潰瘍性病変に対する関心が漸次高まつてきているが,潰瘍性大腸炎あるいはクローン病のいずれにも相当しない,いわゆる非特異性大腸潰瘍が注目を集めてきており,本邦においても,その報告例が漸次増加してきた.
最近,著者などは下行結腸下部に発生した,多発性線状非特異性結腸潰瘍の1例を経験したので若干の文献的考察を加えて報告する.
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