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文献概要
特集 急性腹症のX線像
腹部単純X線像の読み方
著者: 田坂晧1
所属機関: 1東京大学医学部放射線科
ページ範囲:P.280 - P.285
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腹部単純撮影は腹部臓器のX線診断ですべての場合に第1段階の検査となる.とくに急性腹症ではこれのみで判断をして,必要な治療を急がねばならない例が多い.また診断を正しくするため,種々の造影検査の追加が必要かどうかの決定にも,これの読影が前提となる.
急性腹症を疑う例では,次の3枚のフィルムを明るいシヤウカステンに並べて比較をしながら読影するのが原則である.
腹部単純撮影は腹部臓器のX線診断ですべての場合に第1段階の検査となる.とくに急性腹症ではこれのみで判断をして,必要な治療を急がねばならない例が多い.また診断を正しくするため,種々の造影検査の追加が必要かどうかの決定にも,これの読影が前提となる.
急性腹症を疑う例では,次の3枚のフィルムを明るいシヤウカステンに並べて比較をしながら読影するのが原則である.
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