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文献詳細

雑誌文献

臨床外科31巻5号

1976年05月発行

臨床報告

重症破傷風の3治験例

著者: 山崎靖夫1 松村功人1 国吉昇1 遠藤久人1 蒲谷堯1 高興弼1 今泉了彦1 鎌田哲郎1 梶原哲郎1 坪井重雄1

所属機関: 1東京女子医科大学第2病院外科

ページ範囲:P.661 - P.664

文献概要

はじめに
 破傷風は,現在では非常に少ない疾患になつたが,現在でも一旦罹患すると死亡率の非常に高い疾患である.元来破傷風は免疫により予防すべきものであるが,わが国の現状からすると未だ完全とはいえない.われわれは今までに重篤な神経症状を呈した3例の破傷風患者を経験し,外科的呼吸管理,及び抗毒素,抗生剤,鎮静,鎮痙剤の投与などにより救命し得たので,破傷風の治療について若干の検討を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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