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文献詳細

雑誌文献

臨床外科31巻7号

1976年07月発行

クリニカル・カンファレンス

重度外傷のfirst aidをどうするか—多発外傷を中心として

著者: 倉光秀麿1 山本修三2 津端求3 大塚敏文4 須藤政彦5

所属機関: 1東京女子医科大学外科 2神奈川県交通救急センター外科 3京葉病院 4日本医科大学救急医療センター 5神奈川県交通救急センター外科

ページ範囲:P.890 - P.905

文献概要

 須藤(司会)最近は交通事故その他で外傷の規模が非常に複雑になりまして,極度の重症外傷とか,あるいは頭,胸,腹,手足に一緒に損傷を受けた外傷などがかなりふえてまいりました.とくに各科にわたるような多発外傷,しかも,その重症例には問題点が多いと思います.たとえば,それをどういうシステムで診療していくかとか,あるいはどういう治療順序でやろうか,という複雑な問題がいろいろあると思います.本日は済生会神奈川県病院の症例をたたき台にしてこれらの問題をいろいろ検討してみたいと思います.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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