icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科31巻7号

1976年07月発行

臨床研究

超音波検査による原発性肝癌の早期診断

著者: 由里樹生1 秋本伸1 済陽高穂1 糟谷忍1 吉田経雄1 高崎健1 武藤晴臣1 浜野恭一1 小林誠一郎1 奈良成子2 田宮誠2 久満董樹2 林直諒2 小幡裕2

所属機関: 1東京女子医科大学消化器病センター外科 2東京女子医科大学消化器病センター内科

ページ範囲:P.913 - P.917

文献概要

はじめに
 肝癌の診断には,生化学検査(α-fetoprotein値:以下AFPと略す),肝シンチグラフィー,血管造影等種種の方法があるが,原発性の小肝癌を発見することは未だ困難であると言つてよい.
 われわれは,超音波検査法により原発性肝癌の早期診断に関して検討しているが,現在までに4例の早期と思われる小肝癌を描出し得て,血管造影,手術などにより確認したので,その症例を呈示し,若干の考察を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら