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文献詳細

雑誌文献

臨床外科31巻7号

1976年07月発行

臨床報告

カンジダ性腹膜炎の1治験例

著者: 高浪巌1 大西英胤1 宇都宮利善1 深井志摩夫1 呂俊彦1 植村剛1

所属機関: 1国立大蔵病院外科

ページ範囲:P.949 - P.952

文献概要

はじめに
 真菌類は自然界に広く存在しているが,病原性を示すものは比較的少ない.人体における内臓真菌症が注目されだしたのは比較的最近であり,その原因として抗生物質,抗癌剤,免疫抑制剤,副腎皮質ホルモン剤の長期投与などがあげられる.私達は十二指腸潰瘍の手術後に発生したカンジダ性腹膜炎を経験したのでその経過を報告するとともに若干の文献的考察を試みる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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