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特集 特殊な消化性潰瘍
ストレス潰瘍の概念と治療方針—内科の立場から
著者: 山形敞一1 大柴三郎1
所属機関: 1東北大学医学部山形内科
ページ範囲:P.989 - P.994
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胃・十二指腸潰瘍は急性潰瘍であつても,慢性潰瘍であつても,胃液内の塩酸とペプシンによる消化機序が関与することは異論のないところである.したがつて,ストレスによる急性潰瘍でも一般の消化性潰瘍の成因と同様の要因が関与しているので,広い意味での消化性潰瘍ということができる.
胃・十二指腸潰瘍は急性潰瘍であつても,慢性潰瘍であつても,胃液内の塩酸とペプシンによる消化機序が関与することは異論のないところである.したがつて,ストレスによる急性潰瘍でも一般の消化性潰瘍の成因と同様の要因が関与しているので,広い意味での消化性潰瘍ということができる.
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