icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科32巻1号

1977年01月発行

臨床研究

乳腺葉状嚢胞腺腫の臨床的考察—自験例12例を中心として

著者: 吉本隆行1 曹桂植1 奥野匡宥1 曽和融生1 梅山馨1

所属機関: 1大阪市立大学医学部第1外科

ページ範囲:P.85 - P.89

文献概要

はじめに
 Cystosarcoma Phyllodesは1836年にMüller1)により,独特な臨床像と組織像を示す乳腺の腫瘤として紹介されて以来,臨床家が時に遭遇する腫瘍であるが,本症の名称ならびに定義に関しては必ずしも統一された見解が出されていない.われわれは最近,30.5×26×20cm,重さ6.5kgの巨大な症例を経験したので,1961年より現在までの15年間に当教室で経験した12症例(表)の臨床所見を報告し,あわせて若干の文献的考察を加えた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら