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文献詳細

雑誌文献

臨床外科32巻11号

1977年11月発行

特集 Biopsyの再検討

上部消化管の生検

著者: 小黒八七郎1

所属機関: 1国立がんセンター内科

ページ範囲:P.1353 - P.1360

文献概要

はじめに
 上部消化管の診断に生検は今日では欠かすことのできない検査となつており,生検の行なわれる頻度も近年著しく増加している.ファイバースコープの性能の向上と内視鏡検査技術の進歩によつて,極めて正確に且つ迅速に狙撃生検を行なうことが可能となつた.生検の開発期と今日とを比較して考えてみると,いろいろな面で再検討が必要である.ここでは生検の発展,目的,意義と手技や合併症などについて考察してみたい.また,上部消化管の生検では圧倒的に胃生検が多いため,これを中心とし,食道や十二指腸についても付随的に述べることとする.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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