文献詳細
特集 Biopsyの再検討
文献概要
はじめに
内視鏡的膵胆管造影法,経皮的経肝性胆道造影法,選択的血管造影法などの検査法の進歩,普及,さらに十二指腸ファイバーによる膵aspirationbiopsy1),超音波画像ガイドによる経皮的膵生検2)などの開発により膵,胆道系の診断技術は大いに向上した.しかし膵,胆道系癌の早期診断となると極めて困難で,長期生存可能な早期症例の発見には,積極的な開腹診断,術中迅速標本による診断にたよらざるをえない.
また膵,胆道系の根治手術時における癌遺残の有無の問題にも術中迅速標本による診断は不可欠で,最近特に注目されつつある.
内視鏡的膵胆管造影法,経皮的経肝性胆道造影法,選択的血管造影法などの検査法の進歩,普及,さらに十二指腸ファイバーによる膵aspirationbiopsy1),超音波画像ガイドによる経皮的膵生検2)などの開発により膵,胆道系の診断技術は大いに向上した.しかし膵,胆道系癌の早期診断となると極めて困難で,長期生存可能な早期症例の発見には,積極的な開腹診断,術中迅速標本による診断にたよらざるをえない.
また膵,胆道系の根治手術時における癌遺残の有無の問題にも術中迅速標本による診断は不可欠で,最近特に注目されつつある.
掲載誌情報