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文献詳細

雑誌文献

臨床外科32巻11号

1977年11月発行

座談会

生検の問題点—よりよい診療のために

著者: 斉木茂樹1 黒田慧2 山口和克3 深見敦夫4 池永達雄5 牧野永城6

所属機関: 1聖路加国際病院病理 2東京大学第1外科 3東京大学病理 4癌研病院外科 5虎の門病院消化器外科 6聖路加国際病院外科

ページ範囲:P.1410 - P.1424

文献概要

 生検といえば,常々論議の的となるのは,その手技や読み,合併症といったいわば実施上の問題でした.これに対して,今回は少し観点を変えて,"生検"という事柄を通してみた外科医と他科医(病理医)に焦点をあててみました.
 "癌の制圧"が医師に課せられた世紀的至上命令であるかのように喧伝される今日,癌か癌でないか,まさに"神の声"を有する病理医と,外科医は如何に緊密に連繋しつつ診療全体を成功に導くか,実際に即して考え,話し合つていただきました.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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