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文献詳細

雑誌文献

臨床外科32巻11号

1977年11月発行

臨床報告

遅発性脾破裂の1治験例—本邦集計21例及び文献的考察

著者: 大山廉平1 有森正樹1 高野信篤1 木村忠1 疋田達雄1 栗林宣雄2

所属機関: 1国立東京第二病院外科 2国立東京第二病院病理

ページ範囲:P.1463 - P.1468

文献概要

はじめに
 最近,交通災害をはじめとして,諸種の災害が増加し,脾損傷を伴う症例が増えている.しかし,その多くは一次的脾破裂であり,遅発性脾破裂は稀有なものと思われる.われわれは,交通外傷13日目に突然に脾破裂に依るショックを起こし,脾摘に依り救命し得た症例を経験したので,本邦報告例及び文献的考察を加え,報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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