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文献詳細

雑誌文献

臨床外科32巻12号

1977年12月発行

臨床報告

先天性胆管拡張症に癌の発生した症例および先天性胆管拡張症16例の経験

著者: 小野典郎1 岡田康孝1 角谷冨男1 福井亨1 岡田清文1 雲井康晴1 西村正1 小原秀一2 田中勲3

所属機関: 1大阪府立病院第1外科 2大阪府立病院放射線診断科 3大阪府立病院研究検査科

ページ範囲:P.1583 - P.1588

文献概要

はじめに
 先天性胆管拡張症については,症例報告やその原因,分類,治療などに関する内外論文は既に多数にのぼつている.本症が先天性疾患であることはほぼ異論がなく,若年者に多くみられる疾患であり,型としては総胆管の嚢胞性拡張型が大多数を占めることも一般的に認められている.
 最近になつて,その拡張が総胆管に限らず,時には肝内胆管にも存在するという報告がみられるようになつたが,この型は成人例に多いようである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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