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文献詳細

雑誌文献

臨床外科32巻2号

1977年02月発行

文献概要

特集 腹部手術後の輸液—私はこうしている

小児の腹部手術後の輸液—特に新生児・乳児の消化管術後輸液について

著者: 水田祥代1 池田恵一1

所属機関: 1九州大学医学部小児外科

ページ範囲:P.197 - P.204

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はじめに
 一般に腹部手術といつても種々の症例があり,原疾患,手術方法,手術侵襲の程度および患児の術前の状態によつても,術後における輸液療法は異なるが,いずれの場合も大きく分けて術直後の短期間のみ行なう維持輸液と,長期間にわたつて栄養を投与するための栄養輸液とに分けられ,さらにこの間における異常喪失を補う補充輸液を含んでいる.
 本稿では,小児の腹部手術,特に新生児・乳児の消化管術後の輸液についてわれわれが日頃行なつていることを中心に述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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