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文献詳細

雑誌文献

臨床外科32巻5号

1977年05月発行

手術手技

非開放性一層断端吻合によるわれわれの大腸吻合法

著者: 松林冨士男1 土屋喜哉1 佐藤薫隆2

所属機関: 1日本医科大学第2外科 2佼成病院外科

ページ範囲:P.635 - P.639

文献概要

はじめに
 われわれはほとんどの消化管に著者等の創案した,非開放性の一層端断吻合を行ない,良好な成績を納めている.本法を大腸の吻合に行なう場合,特に細菌の多い下部消化管内容に汚染されぬばかりか,血管の豊富な粘膜下組織面を確実に合わせる吻合が可能であるので,従来の二層吻合よりも縫合不全も少なく,吻合の技術的な面では,狭小な骨盤腔内での吻合にも便利である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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