icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科32巻6号

1977年06月発行

カラーグラフ 消化管内視鏡シリーズ・23

大腸の炎症性病変—その2

著者: 武藤徹一郎1 上谷潤二郎1 山城守也2 日野恭徳2

所属機関: 1東京大学医学部第1外科 2養育院附属病院外科

ページ範囲:P.674 - P.675

文献概要

 今回は潰瘍性大腸炎,Crohn病以外のさまざまな大腸の炎症性病変の内視鏡像をお目にかける.この中のいくつかは以前は潰瘍性大腸炎と混同されており.比較的最近になつて分類されたものである.細かい所見よりも粘膜像の全体のパターンの認識が大切であり,このような病変があることを知つていれば,鑑別診断はそれほど困難ではない.ただし,それぞれの炎症性病変の最もひどい時期と治癒に向つた時期とては内視鏡像が著しく異なることがあることも知つておかねばならない,潰瘍性大腸炎と対比してその異同を理解されたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら