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文献詳細

雑誌文献

臨床外科32巻8号

1977年08月発行

文献概要

特集 上部消化管大量出血

上部消化管大量出血の手術をめぐる問題点—胃・十二指腸潰瘍

著者: 松木久1 武藤輝一1

所属機関: 1新潟大学医学部第1外科

ページ範囲:P.987 - P.992

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はじめに
 上部消化管出血の原因として,胃・十二指腸潰瘍は,日常最もしばしば遭遇する疾患である.しかしながら,大量出血という悪条件下でこれを正しく診断し,適切に処置するのは,必ずしも容易なことではない.
 本稿では,胃・十二指腸潰瘍大量出血について,はじめに頻度や特徴について簡単にふれたのち,手術の適応や時期の決定,さらに手術方法やその選択などを中心に述べてみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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