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雑誌目次

雑誌文献

臨床外科33巻1号

1978年01月発行

雑誌目次

特集 最近の手術材料と器具

人工血管—Expanded polytetrafluoroethylene(Gore Tex)人工血管と臨床応用の現状

著者: 松本博志 ,   松永仁 ,   三枝正裕

ページ範囲:P.21 - P.28

はじめに
 最近の血管外科の進歩は著しく,その適応範囲は拡がりつつある.これは血行再建のための代用血管,とくに人工血管の開発と補助手段の開発などに負うところが極めて大きいと考えられる.著者らは従来より末梢動脈などの細口径動脈と大口径静脈の血行再建に使用可能な人工血管の開発を進め,その研究成果について報告してきたところであるが1-6),著者らが開発したExpanded polytetrafluoroethylene(Gore Tex)人工血管については,欧米を中心に追試検討され,今日までに約18,000余症例において臨床応用され,追試論文も250余編を数えるにいたつた.作製した人工血管が末梢動脈の血行再建7),慢性血液透析時のbloodaccess8),先天性心疾患の治療9),膵癌手術時の門脈再建10),さらには縦隔腫瘍手術時の上大静脈の再建などに使用され,著者らの意図した人工血管としての役目を果しつつあるといえる.従来の人工血管についての総括的考察は諸家によってなされているので,本論文では著者らの開発した新しい人工血管の作製概念と基礎的検討をもとに,従来の人工血管との相違点に触れ,ついで欧米での臨床応用の主たる範囲とその成績をもとり上げ,さらに人工血管の将来像についても論じたい.

縫合材料

著者: 田辺達三

ページ範囲:P.29 - P.35

はじめに
 外科治療法がメスを用いる手術によつて,病巣を除去し機能を再現させ,患者を病苦から解放して社会復帰させることを目的としている以上は,メスによつて生じた手術創は早期に治癒して障害を全く残さないことが必要条件となる.この場合に手術の基本として切離のほか,縫合糸による結紮,縫合,吻合が行なわれるので,縫合糸を用いたこれらの手技もまた前述の必要条件を満たさねばならず,手術に用いられる縫合糸の重要性が知られる.したがつて縫合材料についても多くの検討がなされているが,より優れた縫合材料の応用はむしろわが国では遅れているようにもみえる.それには「弘法筆を選ばず」とか慣れを重んずる外科医のややもすれば陥りやすい習性,新しい縫合材料に対する認識不足,さらに新しい縫合材料の応用を制限する価格や保険診療制度などの問題点が,かなり解決されながらもみられる.
 理想的縫合材料の条件としては,(1)品質が均一であること,(2)十分な抗張力があり,結節強度が大きいこと,(3)異物反応,組織反応がないこと,(4)病原性がないこと,(5)消毒が容易で完全に滅菌されること,(6)一定期間で吸収されること,(7)製造過程が簡単で容易に入手でき低廉であること,(8)縫合操作が容易にできること,すなわち,ほつれない,結びやすい,なめらかに通過する,結び目がとけにくい,などの諸点が挙げられてきている.

代用皮膚

著者: 八木義弘

ページ範囲:P.37 - P.42

はじめに
 皮膚欠損部に対する治療としては,自家植皮,即ち自分の皮膚の一部で欠損部を被覆することが最も理想的である.しかし熱傷のような広範な皮膚欠損に対しては,すべてを一時的に被覆することが困難なことがしばしばあり,一時的に皮膚の代りになるもので欠損部を被覆せざるを得ない.即ちtemporary coverageの必要が生じて来る.
 自分の皮膚に代りうるもの—代用皮膚—としての条件としては,
 (1)組織に対して(主として肉芽創)異物反応が少ないかまたはないこと.
 (2)肉芽面によく密着すること.
 (3)皮膚に近い柔軟性を有すること.
 (4)ある程度の弾力性を有すること.
 (5)外界との間の隔壁を作りうること.即ち外部よりの細菌感染を防ぐこと.
 (6)体液の喪失を防止出来ること.
 (7)保存が容易であること.
 (8)消毒が簡便であるかまたは消毒して保存出来るもの.
 などのいくつかの条件をみたす必要がある.

不織布の新しい応用

著者: 古橋正吉 ,   宮前卓之

ページ範囲:P.43 - P.50

医療材料としての不織布
 手術室で使う手術衣,覆い布,帽子,マスク等は地味な医療材料ながら不可欠のものである.これらはリネン(linen)と俗称されているが実際は亜麻布ではなく綿織物である.
 線維の利用は太古時代からはじまり,長い間天然線維を利用してきたが,近代に入り人造線維製造が工業化されるに至つたのは1890年以後のことである.手術治療に際し白衣を着用したのは1871年Bergmanからといわれ,それまでは通常の着衣のまま手術をしていた.

Microsurgeryの器具

著者: 玉井進 ,   田北武彦

ページ範囲:P.51 - P.59

はじめに
 整形外科,形成外科の分野におけるmicrosur—geryの対象となるのは,末梢血管,末梢神経,リンパ管が主なもので,夫々microvascular surgery,microneural surgery,microlymphatic surgeryなどと呼ばれている.そのほか,microdissectiontechniqueといつて,眼,耳鼻,脳外科などで用いられているように,微細な組織の剥離や修復に応用される技術も含まれる.脊髄のmicrosurgeryは整形外科でも盛んに行なわれるようになつたが,末梢神経のそれとはいささか趣を異にし,むしろ脳神経外科のmicrosurgeryと同じ範躊に入れられるべきものである.
 さて,末梢血管の吻合にmicrosurgeryが応用されるようになつたのは,耳鼻科領域でスエーデンのNylen(1921)1),Holmgren(1922)2)によつて,はじめて顕微鏡が手術に応用されたのに遅れること40年の1960年,Jacobson & Suarez3)の発表が最初である.また,末梢神経の顕微鏡下手術は1964年頃Smith4),Kurzeら5)により行なわれたのが最初で,いずれも近年に至つて漸く一般化されてきた.リンパ管のmicrosurgeryも臨床応用に供されるようになつたのは,1962年Cockett & Goodwin6)以来のことであり,未だ普及するに至つていない.従つて,1952年はじめてZeiss社手術用顕微鏡OPMI 1型が開発され,1961年にはdiploscopeが発売されたのに加えて,米国のEthicon社から7-0〜8-0のmicrosurgery用針つき絹糸が得られるようになつたことが,この分野でのmicrosurgeryを可能にしたといえる(図1).筆者の一人(玉井)が,1964年にmicrovascularsurgeryの道に足を踏み入れた頃には,7-0絹糸が主流を占め,米国のDr. Jacobsonから直接入手した8-0monofilament nylonのサンプルが世界で最小のものであつたことは,10-0〜11-0 nylon糸をふんだんに使用できる今日から考えると夢のように思われる.その当時,microvascular surgeryといえば外径4.0mm以下のものを対象としていかように,これらの分野のmicrosurgeryがmicrodissection techniqueを主体とする耳鼻咽喉科,眼科のmicrosurgeryにかなりの遅れをとつた理由は,より高倍率で,解像力の良い顕微鏡を必要としたこと,いま一つは微小な血管や神経の吻合を行なうに適した優秀な針つき糸の開発が遅れていたことにある.

Cryosurgeryの器具

著者: 蔵本新太郎 ,   浦田隆弘 ,   西谷亮一郎 ,   藪田宗彦 ,   渕之上弘道 ,   森克彦

ページ範囲:P.61 - P.69

はじめに
 Cryosurgeryという言葉も耳新しくは感じられなくなつてきました.Cooperが1960年に凍結装置を開発して以来,凍結療法が急速に普及してきました.その間にあつて凍結器具も種々の改良がすすめられたのですが,現在使用されているものは1970年頃からは基本構造的には大同小異の状態であり,改良,開発という点からすれば,ほぼ一段落といつた現状であろうかと思います.
 さて私に課せられた主題はcryosurgeryの器具ということにありますが,多少の差障りがあるかもしれませんが,凍結研究会での話し合いや,私自身の経験をもとに,現在市販されている器具について率直にその長短について申し述べてみたいと思います.皆様のご批判と共に何らかのお役に立てばと存ずる次第です.

カラーグラフ 消化器内視鏡シリーズ・30

急性胃潰瘍—体部

著者: 紀健二 ,   佐藤治邦

ページ範囲:P.10 - P.11

 消化管に対する緊急内視鏡検査の導入をみて以来.何かと話題になる急性胃潰瘍のうちで,特に胃体部に発生するものを紹介してみたい.

グラフ 外科医のためのX線診断学・1【新連載】

胸部X線像(1)

著者: 平松慶博

ページ範囲:P.13 - P.19

胸部X線像(1)
 外科医が胸部写真を必要とするのは,外傷,腫瘍にかぎらず,無気肺,気胸,炎症,肺硬塞などの術後合併症を見るためのことが多いが,さらに種々の手術のための術前検査としての胸部写真を見る場合には,外科的疾患のほか色々の系統的疾患についての広い知識を持つている必要がある.したがつて,とくに外科医のための胸部X線写真を,他科のそれとはつきり区別することはできない.患者の状態が悪くて,ポータブルで臥位のまま胸部写真を撮るということも,別に外科だけにかぎつたことではない.

講座 皮膚縫合の基本・1【新連載】

器具,縫合材料について

著者: 大塚寿

ページ範囲:P.94 - P.98

 形成外科に興味をもつ方々は多くなつたが,その技術については「煩雑すぎる」,「時間がかかりすぎる」などの理由のために,まだまだ第一線医療に応用される機会が少ない.しかし初期治療においてわれわれの技術が発揮されれば「なるべく傷跡は目立たなくあつてほしい」,「出来るだけ残された機能がよく再建されてほしい」という目的はかなり達せられる.
 創傷治癒の面からも「出来るだけ良い条件を作り出す」ことを目標にしているわれわれの技術,知識は各科に共通するものを十分にもっている.しかしすべての外科(系)医の方々に細かい手術を常に望むのは現実離れしている.そこで一般の外科医の方々にも実行可能であろうと思われる範囲内のことを,かなり割り切つて具体的事項を盛り込んで述べてみたい.

座談会

外科と人工臓器

著者: 能勢之彦 ,   桜井靖久 ,   尾本良三 ,   出月康夫

ページ範囲:P.70 - P.82

 第2回国際人工臓器シンポジウム(第1回国際人工臓器学会)が,さる1977年8月26〜28日の3日間,東京笹川記念会館にて盛会裡に開催された.特に今回のシンポジウムが第1回の国際人工臓器学会として発足せしめられたことは,本座談会の中で話題となつているように,日本人による人工臓器研究の将来性という点からも,象徴的且つ画期的なものであつたと思われます.
 今回,この学会に帰国された,アメリカの人工臓器研究の第一線でご活躍中の能勢之彦氏をお招きして,世界的な視野に立つて,外科における人工臓器の臨床応用の現況と将来像について話しあつていただきました.

外科教育を考える

麻酔科研修—麻酔前回診の重点項目表

著者: 西岡克郎 ,   筆田広登

ページ範囲:P.85 - P.89

はじめに
 麻酔科を初めて研修しようとする若い医師にとつて一番理想的な麻酔前回診は,他科の新患係のように,麻酔指導医の傍で麻酔科的にみて問題のありそうな患者を短期間に数多くみると共に,それに対する麻酔指導医の麻酔科的処置および対策を早く身につけることであろう.しかし重症で動かせない患者も多く,そのような場所として麻酔科外来を開いている所も少ないのが現状である.短期間に麻酔科的な患者のみかたを身につけるためには色々な方法があるが,その一つとして東北大麻酔科で行なつている麻酔前回診時の問診と視診の重点項目表(check list)に一部著者らの個人的考えを入れて作つたcheck list(表)を紹介し,ご批判をあおぐ次第である.

Practical Postgraduate Seminar・9

ショックの概念と治療

著者: 隅田幸男

ページ範囲:P.100 - P.107

主な内容
ショック治療の哲学Vital signの重要性アドリブはやめよう体液補充の原則呼吸管理の生化学抗ショック剤の利用DIC動物実験の重要性細菌性ショック

外科医の工夫

副腎静脈撮影用カテーテルの形の改良

著者: 加古健 ,   野々山益雄 ,   立松輝 ,   山岡透 ,   余語弘

ページ範囲:P.109 - P.113

はじめに
 最近2,3の大学病院において,内分泌外科が独立するようになり,副腎疾患がそれらで盛んに扱われるようになると思われる.この傾向が年々増加するにつれ,副腎疾患の治療,あるいは診断上重要な,優れた部位診断法の開発が大いに望まれるところである.副腎疾患の部位診断法として,最近は131I-Adosterolによる副賢シンチグラフィー1),超音波断層法2)等の方法が開発されて来ているが,それぞれ長所短所があり,何れか一つの方法で,十分満足畠来る結果が得られるところまでは,未だ至つていない.
 副腎静脈撮影,副腎静脈血中ホルモン測定法3)も,それら方法の中の一つとして重要なものであり,著者らは,過去約5年間に,各種の形のカテーテルを使用して,約90例の副腎静脈撮影を経験してきた.しかしながら,副賢静脈撮影により,左右共に良好な造影像を得ることは意外に困難である.従つて著者らはカテーテルの形を改良して,本法が初心者にでも容易に且つ安全に施行されうるようにするために努力を続けている.

臨床研究

人工血管移植術における術後合併症—とくに晩期吻合部破裂の対策

著者: 森山正明 ,   草場昭 ,   牧野純造 ,   家守光雄 ,   劉焜祥 ,   井口潔

ページ範囲:P.115 - P.121

はじめに
 大動脈ならびに四肢動脈に対する血行再建は,テフロン,ダクロンなどの人工血管の開発に伴い著しく進歩した.しかし一方では,長期にわたる観察の結果,人工血管移植に伴う合併症も少なからず報告されるようになり20),その対策が要求されてきた.そこで,過去15年間に九州大学第2外科で人工血管移植を行なつた226例を対象に,血栓性閉塞を除く,術後合併症について検索するとともに,それに対する対策,特に晩期吻合部破裂に対する対策について検討した.

乳腺嚢胞内腫瘍—診断とSubgross Procedureから見た治療法の検討

著者: 小坂昭夫 ,   天晶武雄 ,   宮崎道夫 ,   伊井祥 ,   上敏明

ページ範囲:P.123 - P.130

はじめに
 乳腺嚢胞は穿刺のみで治癒するというのが定説であるが,穿刺後再貯溜を来たす嚢胞がかなりの頻度に見られ,また一見単純な嚢胞と思われるものでも嚢胞内の上皮増殖及び良性,悪性の腫瘍が存在することを著者1,2)はかつて報告した.突刺後再貯溜を来たした乳腺嚢胞の中で腫瘍を形成していた,いわゆる嚢胞内腫瘍は著者らの取り扱つた乳腺嚢胞患者68例中11例(16.2%)であつた.11例の嚢胞内腫瘍を臨床的に触診,穿刺,Pneumo—cystography,穿刺液細胞診を行なうことによつて診断した後,嚢胞を摘出しWhole Mount法及び病理組織学的に検索を行なつてみると,嚢胞内乳癌は勿論のこと良性の腺腫,及びCystosarcoma Phyllodesさえも存在することが判明した.これら嚢胞内腫瘍は良性,悪性を問わず臨床的には短期間に再貯溜を来たし,Pneumo—cystographyで嚢胞内腫瘍像がみられ,穿刺液も血性かつ細胞診でも両者ともClass III以上であることから,良・悪性の鑑別はかなり困難である.著者らはこれら嚢胞内腫瘍の自験例を検討し,その診断方法と本症に対する治療について考察を加えた.

早期乳癌(Potentially curable breast cancer)に関する考察—自験例からみて

著者: 山本浩 ,   七沢武 ,   芳川博哉 ,   森谷宜皓 ,   松江寛人 ,   岡崎正敏 ,   上井良夫 ,   小林利次 ,   広田映五 ,   阿部令彦 ,   渡辺弘

ページ範囲:P.131 - P.138

はじめに
 Halsted,Meyerら先人達によつて確立された乳癌の根治手術術式は今なお世界各国において主流をなし,その成果は高く評価されている.そして根治的乳房切断術(以下乳切)以下の如何なる手術も不合理であると強く主張する者が多い.しかし一方,非定型乳切およびその他種々の術式を支持し,これが特に臨床病期,組織像による悪性度に応じた適切な外科治療法として容認された結果,定型乳切に対して批判的立場をとる者も少なくない.欧米ではこの問題に関して既に多くの評価がなされているが,わが国でも最近手術の縮小化を試みようとする趨勢にある.そこで手術術式の選択にあつては,まず治癒が期待される乳癌の分析が当然必要となつてくる.従つてその中でも所謂早期癌のcriteriaを明確に定義し,その成績を検討することは極めて重要であると考えられる.
 以下に述べる内容は予後良好な早期における癌(早期癌およびMinimal Cancer)を検討し,その意義と非定型術式に関する考察を行ない,更に今後の治療体系を確立することを意図したものである.

ガストリン産生悪性腫瘍によるZollinger-Ellison症候群の胃全摘後の経過について

著者: 遠藤巌 ,   杉浦芳章 ,   長嶺信夫 ,   東哲之 ,   野原雄介 ,   赤松隆 ,   男全正三 ,   佐島敬清 ,   三角二郎

ページ範囲:P.139 - P.145

はじめに
 Zollinger-Ellison症候群(以下ZES)はgastrin産生腫瘍(以下,ガ腫と略す)やその転移巣から分泌されるgastrinにより惹き起こされる3,21)が,ガ腫は悪性であつても悪性度が低く,胃全摘により転移巣が縮小,消失し5,21),予後は良好とされ,胃全摘後の患者が腫瘍死するとは考えられていなかつた.ところが本症の長期観察例が増えるにつれ,胃全摘術後も腫瘍死する患者があることがわかり,併用療法が必要と考えられてきた13).われわれは本症の1例を経験したが4),胃全摘後の約4年間の経過が特異であつたので自験例を中心にしながら,悪性ガ腫の胃全摘術後の経過,経過観察の指標,治療について述べる.

臨床報告

回腸転移を示した空腸癌の1例

著者: 内田雄三 ,   草野裕幸 ,   辻泰邦 ,   内村元継 ,   大江久圀 ,   吉村純平 ,   竹重一正 ,   辻浩一

ページ範囲:P.147 - P.151

はじめに
 原発性小腸癌で特に空・回腸にわたる部位に発生するものは稀である.さらに,小腸癌は通常単発性であり,多発例は極めて稀である.著者らは51歳女性の開腹術時偶然に空・回腸にわたる2個の癌腫を発見した.多発性小腸癌の疑いで検索し,組織学的に原発性空腸癌が回腸壁内へ転移を来した極めて稀な1例であることが証明されたので,その臨床経過と病理学的所見を報告し文献的考察を行なう.

基本情報

臨床外科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1278

印刷版ISSN 0386-9857

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