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文献詳細

雑誌文献

臨床外科33巻1号

1978年01月発行

特集 最近の手術材料と器具

Cryosurgeryの器具

著者: 蔵本新太郎1 浦田隆弘1 西谷亮一郎1 藪田宗彦1 渕之上弘道1 森克彦1

所属機関: 1東邦大学医学部第1外科

ページ範囲:P.61 - P.69

文献概要

はじめに
 Cryosurgeryという言葉も耳新しくは感じられなくなつてきました.Cooperが1960年に凍結装置を開発して以来,凍結療法が急速に普及してきました.その間にあつて凍結器具も種々の改良がすすめられたのですが,現在使用されているものは1970年頃からは基本構造的には大同小異の状態であり,改良,開発という点からすれば,ほぼ一段落といつた現状であろうかと思います.
 さて私に課せられた主題はcryosurgeryの器具ということにありますが,多少の差障りがあるかもしれませんが,凍結研究会での話し合いや,私自身の経験をもとに,現在市販されている器具について率直にその長短について申し述べてみたいと思います.皆様のご批判と共に何らかのお役に立てばと存ずる次第です.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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