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文献詳細

雑誌文献

臨床外科33巻10号

1978年10月発行

文献概要

講座 皮膚縫合の基本・8

ケロイドと肥厚性瘢痕

著者: 波利井清紀1

所属機関: 1東京大学医学部形成外科

ページ範囲:P.1461 - P.1467

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 日常の診療にあつて,ケロイド(keloid)という用語は,醜い瘢痕を総称して用いられていることが多い(図1).書これらは真性のケロイドの他にも肥厚性瘢痕さらには正常の治癒過程にある発赤した瘢痕までを含んでおり,しばしば治療に混乱をきたしている.ヶロイドのタイプを診断することは,ケロイドを正しく治療する第一歩であるが,数多くの研究にもかかわらず,その本態は究明されているとは言えない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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