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文献詳細

雑誌文献

臨床外科33巻10号

1978年10月発行

臨床研究

細胞診・組織診の立場からみた肺癌診断に関する検討

著者: 白日高歩1 重松信昭2 嘉多山直人3 吉田猛朗3

所属機関: 1福岡大学医学部第2外科 2九州大学胸部疾患研究施設 3九州大学医学部第2外科

ページ範囲:P.1483 - P.1488

文献概要

はじめに
 近年,肺癌死亡率の増加が注目されるようになつたが,肺癌の診断法に関しては,未だ十分に開発され尽したとはいえない状態であり,早期診断の為に多くの診断法が試みられている現状である1-7).例えば,肺野型肺癌に対しては,従来からの喀痰および,経気管支鏡的手法による細胞診,生検組織診に加えて,最近では経皮的アプローチによる細胞採取法が多く実施される傾向となつた2,5).今回,著者は最近の肺癌症例のうち,細胞診,組織診で確診を得た症例を中心に,その診断法の内訳を検討し,更に肺門型,肺野型別に診断率の傾向を観察した.また喀痰細胞診上,しばしば悪性細胞としての判断に困難な経験を覚える肺胞上皮癌をとりあげ,光顕的,電顕的に検討を加え,その細胞像観察の際,注意すべき点について若干の検討,考察を加えた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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