icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科33巻11号

1978年11月発行

カラーグラフ 消化器内視鏡シリーズ・40

Crohn病

著者: 長廻紘1

所属機関: 1東京女子医科大学消化器病センター

ページ範囲:P.1510 - P.1511

文献概要

 Crohn病の内視鏡所見は,①診断上重要で積極的意義を有するもの(炎症の軽い粘膜に囲まれた縦長潰瘍,cobblestone像),②診断の補助になるもの(skip area,正常直腸),⑬腸炎一般にみられ,診断上さほど重要でないもの(炎症性ポリープ,アフタ様潰瘍を含む中小の潰瘍),④通常みられず,その存在は診断にマイナスとなる所見(萎縮帯を伴つた瘢痕像,帯状潰瘍)に分類することができる.瘻孔や狭窄部は内視鏡ではよくわからない.
 以下内視鏡の対象とたる大腸Crohn病を中心にのべる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら