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文献詳細

雑誌文献

臨床外科33巻11号

1978年11月発行

特集 検査と合併症—おこさないためには、おこしてしまったら

中心静脈圧測定とその合併症

著者: 海老根東雄1 佐々木徹郎1 森木光司2 隅田幸男3

所属機関: 1国立療養所神奈川病院循環器科 2東邦大学病院第1外科 3国立福岡中央病院外科

ページ範囲:P.1571 - P.1576

文献概要

はじめに
 中心静脈圧(central venous pressure, CVP)の測定は,患者,特に呼吸循環器系重症患者の診断,治療,管理にとつて重要であり,今日広く普及している方法である.
 中心静脈(central vein)とは,上下大静脈が右房に流入する部位をさし,この部の血液流入圧がCVPである.しかし,一般には横隔膜より中枢側の下大静脈,左右腕頭静脈より中枢側で右房までの部分を中心静脈と考えてよく,この範囲にカニューレの先端が達していることが必要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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