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文献詳細

雑誌文献

臨床外科33巻12号

1978年12月発行

文献概要

カラーグラフ 消化器内視鏡シリーズ・41

潰瘍性大腸炎

著者: 西沢護1

所属機関: 1東京都がん検診センター

ページ範囲:P.1642 - P.1643

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 潰瘍性大腸炎の内視鏡診断では,診断の決め手になるような特異的な像があるわけではない.局所だけをみていたのでは,直腸炎との鑑別もつかないし,びまん性の腸結核や炎症性ポリープをあらわす潰瘍性病変との鋸、別もむずかしいことがある.
 最も重要なことは,粘血便,下痢,腹痛を主体とする訴えで,細菌性赤痢と鑑別さえつけば,それだけである程度想像がつくし,形態学的検査では何よりもX線が大切である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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