icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科33巻12号

1978年12月発行

文献概要

臨床報告

頸部の亜急性壊死性リンパ節炎の1例

著者: 伊藤隆夫1 北島修哉1 棟方博文1 遠山茂1 工藤一2

所属機関: 1弘前大学医学部第2外科 2弘前大学医学部第2病理

ページ範囲:P.1761 - P.1765

文献購入ページに移動
はじめに
 最近数年間わが国において注目されてきた疾患の中に,体表リンパ節,殊に頸部リンパ節に組織学的に特異な壊死病変を呈するものがある.これは「亜急性壊死性リンパ節炎(藤本ら,1972)1)」または「小壊死巣を伴うリンパ節炎(若狭ら,1973)2)」などと呼ばれている.しかし頸部リンパ節の生検する機会の多い外科領域でもまだ知られていない点が多い.我々は同様の病像を呈する1例を経験したのを機会に,若干の文献的考察を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら