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文献詳細

雑誌文献

臨床外科33巻3号

1978年03月発行

特集 CTスキャン

CTスキャン像の読み方—腹部疾患;肝,胆道及び膵

著者: 蜂屋順一1 是永建雄1 斎藤礼子1 板井悠二2

所属機関: 1関東逓信病院第2放射線科 2東京大学医学部放射線科

ページ範囲:P.369 - P.379

文献概要

はじめに
 頭部のCTにくらべると,格段に厳しい条件下で装置の開発につとめ,また診断基準を模索しなければならなかつたため,全身用CT装置の臨床応用はかなり遅れてはじまつた.肝,胆道,膵を含む腹部臓器のCTが本格的な臨床研究の対象となり出したのは1975年頃からである.
 まだ幾多の問題を残してはいるが,この領域のCTの診断能について部分的にはかなり明確な見通しも可能になつてきたので,現在までに得られた知見を整理し紹介することにしたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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