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文献詳細

雑誌文献

臨床外科33巻4号

1978年04月発行

特集 術後呼吸障害とその管理

レスピレーターの使用法とその注意

著者: 塩沢茂1

所属機関: 1東北大学医学部集中治療部

ページ範囲:P.509 - P.514

文献概要

はじめに
 術後の呼吸管理の中でレスピレーターによる人工呼吸は最も重要であり,最近その頻度は増加の傾向にある.表1は東北大学ICUにおける1968年より1976年までの9年間のレスピレーターによる人工呼吸実施症例の成績を示している.その実施率は年々増加の傾向にあるが,その死亡率は年々減少しつつある.
 最近の人工呼吸の成績の向上は機械,器具の改善もさることながら,患者管理の進歩によるところが多いと考えられる。以下これらの臨床経験1,2)を基にして,レスピレーターの使用法とその使用上の注意点について述べることにする.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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