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文献詳細

雑誌文献

臨床外科33巻4号

1978年04月発行

臨床研究

いわゆる肛門直腸痛(Proctalgia)40症例の分析

著者: 高野正博1 松田保秀2 武田孝之2

所属機関: 1熊本市民病院大腸肛門病センター外科 2浜松社会保険病院外科

ページ範囲:P.573 - P.576

文献概要

はじめに
 肛門—直腸の疼痛が,裂肛,痔核,cryptitis,肛囲膿瘍などの肛門疾患の症状として現われることはもちろんであり,さらに進行癌などの直腸疾患の一症状ともなつていることは衆知のことである.
 しかし,これらのはつきりした肛門,直腸疾患の症状として見られる疼痛とは別に,肛門の奥で,直腸壁の外部,すなわち骨盤内面の痛みを訴える患者群のあることが分かつた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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