icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科33巻4号

1978年04月発行

臨床研究

高カロリー輸液施行時における血清トランスアミナーゼの変動とその意義について

著者: 碓井貞仁1 小越章平1 坂本昭雄1 山室美砂子1 坪井秀一1 岩佐正人1 佐藤博1

所属機関: 1千葉大学医学部第2外科

ページ範囲:P.577 - P.582

文献概要

はじめに
 高カロリー輸液法は,消化器外科領域の術前術後管理にきわめて大きな役割を果たしており,とくに縫合不全1),急性壊死性膵炎2)などの治療には効果的である.
 一方,高カロリー輸液中にかなりの頻度で肝機能異常が出現する.肝機能異常が出現した場合,糖質,アミノ酸,脂質などの投与量を減量したり,脂肪乳剤の投与中止などの処置を行なうことが多いが,投与量を減らすことなく高カロリー輸液を継続できる例も経験する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら