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文献詳細

雑誌文献

臨床外科33巻6号

1978年06月発行

特集 T-tubeと胆道鏡

T-tube挿入の適応—私はこう考える

著者: 宮崎逸夫1 永川宅和1

所属機関: 1金沢大学医学部第2外科

ページ範囲:P.805 - P.811

文献概要

はじめに
 総胆管切開後総胆管ドレナージを行なう場合,種々の方法が報告されているが1-5)それらのうち,T-tubeによる総胆管誘導術は感染胆汁の体外誘導と胆道の減圧をかねて古くから行なわれ,現在なお広く使用されている方法である.
 しかし,胆石症その他で総胆管を切開した場合,その切開創を1次的に縫合閉鎖するか,T—tubeに代表される誘導管を設置した総胆管誘導術を施行するかについては,すでに多くの議論がなされているものの6-8),今なお挿入の適応,手技,方法,抜去時期など種々の問題が残つている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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