文献詳細
特集 T-tubeと胆道鏡
文献概要
はじめに
総胆管切開後総胆管ドレナージを行なう場合,種々の方法が報告されているが1-5)それらのうち,T-tubeによる総胆管誘導術は感染胆汁の体外誘導と胆道の減圧をかねて古くから行なわれ,現在なお広く使用されている方法である.
しかし,胆石症その他で総胆管を切開した場合,その切開創を1次的に縫合閉鎖するか,T—tubeに代表される誘導管を設置した総胆管誘導術を施行するかについては,すでに多くの議論がなされているものの6-8),今なお挿入の適応,手技,方法,抜去時期など種々の問題が残つている.
総胆管切開後総胆管ドレナージを行なう場合,種々の方法が報告されているが1-5)それらのうち,T-tubeによる総胆管誘導術は感染胆汁の体外誘導と胆道の減圧をかねて古くから行なわれ,現在なお広く使用されている方法である.
しかし,胆石症その他で総胆管を切開した場合,その切開創を1次的に縫合閉鎖するか,T—tubeに代表される誘導管を設置した総胆管誘導術を施行するかについては,すでに多くの議論がなされているものの6-8),今なお挿入の適応,手技,方法,抜去時期など種々の問題が残つている.
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