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文献詳細

雑誌文献

臨床外科33巻6号

1978年06月発行

特集 T-tubeと胆道鏡

術後胆道鏡の実際

著者: 後町浩二1 平塚秀雄1

所属機関: 1平塚胃腸病院外科

ページ範囲:P.863 - P.867

文献概要

はじめに
 胆管結石症においては一回の手術で全ての結石を除去することが理想的であることはいうまでもない.しかし,総胆管結石症では全ての結石を除去しえたと思つても,ときには術後T-tube造影で結石陰影を認めることもあり,また肝内結石症ではいかなる手術手技を用いても全ての結石を除去するのはきわめて困難なことである.
 そこでわれわれは術後胆道鏡検査法を開発し胆道遺残結石の除去を行ない1)好結果を得ているので,その手技および本法が有効であつた症例を紹介する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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