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文献詳細

雑誌文献

臨床外科33巻8号

1978年08月発行

文献概要

臨床研究

開心術における大動脈バルーンパンピングの使用とその患者管理

著者: 渡辺寛1

所属機関: 1松戸市立病院心臓血管外科

ページ範囲:P.1171 - P.1176

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はじめに
 ここ数年日本でも大動脈バルーンパンピング(以下IABPと略す)が話題になつてき,いくつかの施設で臨床的に使用され,その効果が注目されてきた.
 著者は1974年1月から1975年6月までの1年6ヵ月間,米国ミルウォーキー市St. Lukes HospitalにてProf. W. D. Johnson(Medical CQllege of Wisconsin)のもとでThoracic and Cardiovascular SurgeryのClinical fellowとしてトレーニングを受け,その間IABP効果のすばらしさに驚嘆した.再び1977年8月ミルウォーキーを訪れ,IABPについての臨床資料をまとめる機会が得られたので,その結果と,IABP下にある患者管理について述べたいと思う.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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