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文献詳細

雑誌文献

臨床外科34巻10号

1979年10月発行

文献概要

特集 急性胆嚢炎の治療 手術のタイミング—私はこう考える

外科の立場から

著者: 西尾剛毅1 柵瀬信太郎1 牧野永城1

所属機関: 1聖路加国際病院外科

ページ範囲:P.1535 - P.1538

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はじめに
 急性胆嚢炎の手術タイミングに関して,米国では1950年代にかなり議論がつくされ,以来一般には早期手術が推奨されている1,2)
 日本では未だその議論は広く行なわれておらず,定説と言えるようなものは未だないと言っても良いと思う,筆者の一人牧野は,1973年に,聖路加国際病院での急性胆嚢炎患者120例について検討を加え,手術時期について論じている3).今回はその後の当院に於ける急性胆嚢炎78例を加えて,比較と再検討を試みた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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