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文献詳細

雑誌文献

臨床外科34巻10号

1979年10月発行

文献概要

臨床報告

ATPとして5年間経過観察した広範囲早期胃癌について

著者: 山下正洋1 小坂進1 小西二三男2 沢武紀雄3 松原藤継4

所属機関: 1金沢医科大学一般消化器外科 2金沢医科大学臨床病理 3金沢大学医学部第1内科 4金沢大学医学部中検病理

ページ範囲:P.1605 - P.1609

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はじめに
 胃の良性・悪性の境界領域病変である異型上皮(ATP)は,臨床上早期癌と,病理学的にも分化型腺癌との鑑別診断が常に容易であるとはいい難く,癌の合併もしくは癌化する可能性のある病変として興味がもたれている.
 著者らは,5年間という比較的長期間,ATPとして厳重に経過観察してきた広範な早期胃癌の症例を手術し,この期間の生検材料を組織学的に再検討したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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