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文献詳細

雑誌文献

臨床外科34巻11号

1979年11月発行

文献概要

Emergency Care—Principles & Practice・6

ショック—(その1)ショックの考え方

著者: 川嶋望1 馬場尚道1 前田滋1

所属機関: 1国立長崎中央病院救命救急センター

ページ範囲:P.1730 - P.1737

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ショックの概念と定義
 ショックとは如何なる病態を示すものかという概念を把握する
 ショック患者に対する治療の足がかりを見出すためには,種々の原因で生じるショックの様々な病態を正しく理解しなければならないが,そのためには,
 ① ショックという病態がどんなものか.
 ② ショックという病態に対して,生体が如何なる防御機構をもつているのか.
 ③ 治療のためには,その病態に対応して,いつ,どんな手段を用いればよいのか.
 というショックの概略を把握しておかなければならない.今回は,2症例を中心に,ショックという病態のとらえ方と治療方針について,マクロ的に考えてみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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