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文献詳細

雑誌文献

臨床外科34巻12号

1979年12月発行

文献概要

Emergency Care—Principles & Practice・7

ショック—(その2)ショックの本態・生体反応と治療とのかかわり(附・電解質の補正)

著者: 川嶋望1

所属機関: 1国立長崎中央病院救命救急センター外科

ページ範囲:P.1868 - P.1875

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はじめに
 ショック時には,生体内でさまざまな連鎖反応が生じるが,表1はその結果に見られる現象の一部である.
 今回は酸素欠乏による細胞の病変・ショック時の末梢循環動態・内分泌ホルモンを中心とする細胞組織代謝の調節機構を示しながら,なぜショック時に表1のような現象が生じるのかを考え,そしてその現象がショックの治療とどんなかかわりをもつているのかを☞で示しながら述べてみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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