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臨床報告
外傷性腹部大動脈—下大静脈瘻
著者: 武藤庸一1 森山正明1 古山正人1 牧野純造1 家守光雄1 草場昭1 井口潔1
所属機関: 1九州大学医学部第2外科
ページ範囲:P.1893 - P.1896
文献購入ページに移動腹部大動脈に対する直達外傷は致命的なことが多く,受傷後仮性動脈瘤あるいは大動脈—下大静脈瘻を形成し,長期間生存することは稀である.われわれは最近,腹部大動脈直達外傷後約18年を経過した外傷性腹部大動脈—下大静脈瘻の1例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.
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