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文献詳細

雑誌文献

臨床外科34巻2号

1979年02月発行

文献概要

グラフ 外科医のためのX線診断学・12

経皮経肝性胆管造影法

著者: 兵頭春夫1 江里口健次郎2

所属機関: 1独協医科大学放射線医学教室 2愛媛県立中央病院外科

ページ範囲:P.149 - P.156

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はじめに
 PTCは穿刺による出血,あるいは胆汁の漏出から胆汁性腹膜炎を惹起する危険があるとして,直ちに開腹しうる外科的準備を必要とされてきた.しかしこの10年間にその考え方も変わり,外径0.7〜0.8mm針を使用して内科的にもルーチンに行なわれるようになつている.減黄の必要を認める症例には,PTCに続いてドレナージも行なわれている.PTCにて肝内胆管の刺入が成功しない場合とか,肝内〜肝外胆管が造影されても胆嚢が造影されない場合には,PTCを応用して胆嚢を穿刺造影する手技もルーチンに行なわれている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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