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文献詳細

雑誌文献

臨床外科34巻2号

1979年02月発行

臨床報告

両側頸動脈分岐部動脈瘤の1例

著者: 酒井圭輔1 久保田宏1 黒田広1 村上忠司1 相川久志2 真銅良吉2 伊藤直樹2 青木幸範3 佐藤英俊4

所属機関: 1市立旭川病院胸部外科 2市立旭川病院神経内科 3旭川厚生病院内科 4旭川医大第2病理

ページ範囲:P.291 - P.294

文献概要

はじめに
 頸動脈瘤は比較的稀な疾患と考えられているが,最近の血管外科の進歩と共に,その外科治療例の報告も増加してきた1)
 頸動脈瘤は進行性のものが多く,放置すると破裂あるいは脳栓塞等の重篤な合併症をきたす事が多く,その予後は不良である.積極的根治手術が必要であるが,術前に神経症状の無い場合が多く,手術に際しては,一時的血行遮断による脳の阻血性障害の発生防止に留意する事が必要である2,3)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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