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文献詳細

雑誌文献

臨床外科34巻4号

1979年04月発行

臨床研究

膵嚢胞11例の手術経験

著者: 蔵田裕彦1 児玉求1 佐々木伸博1 福田康彦1 山根修治1 田中一誠1 松山敏哉1 田村泰三1 西亀正之1 土肥雪彦1 江崎治夫1

所属機関: 1広島大学医学部第2外科

ページ範囲:P.533 - P.538

文献概要

はじめに
 膵嚢胞は比較的まれな疾患で一施設としての多数例の治験報告も少ない,外科治療に関してもすべての症例に最善の成績をあげ得る共通した術式がなく,個々の症例に応じて種々の術式を選択しているのが現状である.
 われわれの教室では1964年以来,仮性嚢胞8例,真性嚢胞3例,計11例の膵嚢胞を経験した.これらの症例をもとに手術術式の選択および内瘻造設後の膵嚢胞の運命について検討を加え報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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