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文献詳細

雑誌文献

臨床外科34巻5号

1979年05月発行

臨床報告

残胃にみられた早期癌

著者: 三輪晃一1 山岸満1 石黒信彦1 山崎軍治1 宮崎逸夫1

所属機関: 1金沢大学医学部第2外科

ページ範囲:P.733 - P.738

文献概要

はじめに
 胃十二指腸良性疾患手術後の胃に癌が発見されることがあり,胃部分切除後の残胃であることが多いことより,一般に残胃癌と呼称されている.かかる残胃癌の発生は胃良性疾患手術の遅発合併症の問題として,またヒト胃癌発生の解明の上でも重要な手がかりを与えてくれるものと考えられる.
 私どもは胃潰瘍で胃切除後,11年と17年で発見された残胃にみられた早期癌を2例経験したので,本邦での報告例を集計し,残胃早期癌症例について検討を加えた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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