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特集 これだけは知っておきたい手術の適応とタイミング—注意したい疾患45
—いま,内科では—Crohn病の治療
著者: 笹川力1
所属機関: 1新潟市民病院内科
ページ範囲:P.845 - P.847
文献購入ページに移動1975年までのわが国におけるクローン病の治療と予後の実態
1)治療の内訳 1975年までのわが国におけるクローン病確診例256例の治療は,表1のように内科的治療のみは36例(14%)で,219例(86%)は外科的治療をうけている.
2)外科的治療選択の動機 その手術例の内訳をみると,表2のように緊急手術28例(13%),診断不明で(診断確認のため)手術したもの97例(44%),クローン病と診断のうえ手術して確認したもの75例(34%),クローン病と診断のうえ手術して他疾患であつたもの15例(7%)である.
1)治療の内訳 1975年までのわが国におけるクローン病確診例256例の治療は,表1のように内科的治療のみは36例(14%)で,219例(86%)は外科的治療をうけている.
2)外科的治療選択の動機 その手術例の内訳をみると,表2のように緊急手術28例(13%),診断不明で(診断確認のため)手術したもの97例(44%),クローン病と診断のうえ手術して確認したもの75例(34%),クローン病と診断のうえ手術して他疾患であつたもの15例(7%)である.
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